ネット証券との連携で株式・投信・債権ができるネット銀行 2選

ネット銀行では株式、投資信託、債権などで資産運用できませんが、同じグループのネット証券で口座開設すると可能になります。

他のネット銀行はないメリットが3つあります。
  • 優遇金利で普通預金の金利に比べて高い
  • 銀行と証券の共有口座への入出金が無料で手間がない
  • 銀行と証券のサイト移動でログインの手間がない

銀行と証券の共有口座があって、銀行側から共有口座に入金しておけば、証券側のその資金で取引ができる仕組みです。
証券を買えば共有口座からお金が減り、売れば共有口座にお金が自動的に戻ります。

ネット銀行とネット証券を利用する場合、こんな人におすすめです。
  • 証券の買付余力金があって、もったいないと感じている人
  • 証券口座の入出金がわずらわしく感じている人
  • ネット銀行の口座を持っていて、証券の口座を開設しようとしている人

共有口座の金利は、普通預金の金利に比べて高く設定されています
普通預金の5倍〜10倍の金利です。

証券で売買を行っていて、買い時でないために資金をそのままの状態で置いておくしかない場合があります。
これを買付余力金といいますが、そのまま寝かしておくのがもったいない人にはおすすめです。

共有口座の資金はすぐに移動できるので、わざわざ定期預金に入れたり、ほしいときに解約したりといった手間もありません。

銀行または証券のどちらかの口座を持っていれば、口座開設で書面の手続きや本人確認書類の提出が不要で、スムーズに口座開設ができます。

証券口座に入金する場合も、ネット銀行で入出金できるコンビニATMが利用できます。
24時間365日の利用が可能です。

ネット証券との連携でメリットがあるネット銀行を紹介します。


優遇金利や楽天スーパーポイントが貯まる、楽天銀行のマネーブリッジ

楽天銀行

「楽天銀行」の公式サイトに行く

「マネーブリッジ」は楽天銀行と楽天証券の共有口座の仕組みのことです。

「マネーブリッジ」に申し込むだけで普通預金金利が優遇されます。
普通預金が年0.02%とすると、マネーブリッジは年0.10%と5倍の金利が設定されています。(2016年12月現在)

銀行口座に入金しておいて、証券との資金移動も手軽にできる「らくらく入出金」を利用すれば、待機資金をもっと賢く運用できます。

楽天銀行には取引や残高に応じて、楽天スーパーポイントが貯まる「ハッピープログラム」という仕組みがあります。

楽天証券の取引でも「ハッピープログラム」の特典が受けられ、投資信託を保有しているだけでポイントが貯まります

まとめ
  • マネーブリッジで普通預金の5倍の金利になる
  • 楽天証券の取引で楽天スーパーポイントが貯まる



買い付け余力をSBI証券で取引できる、SBIネット銀行のハイブリッド預金

住信SBIネット銀行

「住信SBIネット銀行」の公式サイトに行く

SBI証券は、国口座数ではネット証券No.1の実績、国内株式の個人売買代金シェアもダントツのNo.1、国内最大手のオンライン総合証券です。

そのSBI証券とSBIネット銀行の共有口座の仕組みが「SBIハイブリッド預金」です。

ATMや振込みで銀行口座へ入金し、SBIハイブリッド預金へ振り替えます。もちろん振替の手数料は無料です。

また、「SBIハイブリッド預金」の金利は、普通預金の金利の10倍に設定されています。(2016年12月現在)

「SBIハイブリッド預金」を利用すると受渡日の翌営業日ではなく当日に出金できるようになります。

注意点として、「SBIハイブリッド預金」の残高は新規上場(IPO)銘柄の買い付けには利用できません
別の「即時決済サービス」を利用すると、SBI証券口座に即時に振込みでき、IPO銘柄の買い付けができます。

まとめ
  • SBIハイブリッド預金の金利は、普通預金の金利の10倍に設定
  • 受渡日の翌営業日ではなく当日に出金できる
  • IPO銘柄の買い付けの場合は、即時決済サービスを利用



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住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行

顧客満足度指数(銀行業界)で5年連続で第1位を受賞しているネット銀行です。
同銀行の振込手数料は無料、他銀行は月3回まで無料、4回目以降は150円です。
SBI証券との連携では、スムーズなログインで、預金と株式の資産管理ができます。
目的に応じて分けて目的期日や金額が設定できる目的別口座、コンビニ・ゆうちょ銀行
などのATMが充実し、利用料はいつでも無料です。
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